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ガラスのピンヒール

>BGM募集と聞いて
唄う機械人形と云う名のボーカロイド縛りなンだけれども
こッそり草と猫のひとのものを思案。ようつべ行き。
 ネギの祀り謳
   ( 嗚呼うンええと何かが違ェと云うか根本的に違ェな!
    草的なの無ェかしら。 もしくはアイリッシュ。 )
 ■雨降る街にて風船は悪魔と踊る
   ( こう、
     雨とか悪魔とか花屋とかのキーワードがチラホラ。 )
***
>サドマゾ診断

    『浮気者のひどいM」

(壁ガッ!)
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ひとりでも ダンスはうまく踊りたい

水銀狂いの帽子屋も、発情期の色狂いも、冬囚われの睡眠狂いも差ほど珍しい物では無いから彼女は席を立ってしまうのだろうか。

いっその事蝶の様にピンで席に留めるか――否、其れはナンセンス。
ならば紅茶に一掬いの好奇心――否、其れもナンセンス。
詰まる所、結局の所、俺は紅茶と謎々でしか彼女の好奇心を此の場に留める事が出来ない訳だ――"カラスと書き物机が似ているのはなぜか?――どちらにしても君の気分を害する物で在るのは確かだろうねアリス。君は御葬式も御勉強も大の苦手なのだから!"――ああ忌々しい。おお腹立だしい。俺が彼女の好奇心を留める為にこんなにも躍起になって居ると云うのに白兎の奴はチョッキを着るだけで十二分だ何て。少女の好奇心を凌ぐ少女の恋心は中々如何して末恐ろしい未知の領域だな三月君。恋は失明とは云うけれどあんな見た目ふわふわ中身は大鋸屑剥製兎の一体全体何処が――嫉妬?羨望?いやいや真逆、恋心や好奇心何て帽子の創作材料にしかならないし暫し帽子は作れなそうじゃあ無いか。

そう。 俺が求めるのは唯一と個性。
其れを得る為ならマナー違反も厭わないよヤマネ君。

――さあとっておきな紅茶を御馳走しようアリス、屡々苦味が目立つのならば糖蜜の井戸にでも浸けてやれ。何、小さな痛みなぞ生首でクロッケーに勤しまれるよかてんでましさ。足が折れてもワルツは踊れる。喉を灼いてもワルツは唄える。勿論鍵盤上に限られた話だが今の物よりは大分ましになるだろう――?
(御茶会の空席は人形で埋めて今日も一人愉しい目茶苦茶会。其の傍らで白黒鍵盤を打ち鳴らす音符の総称は『ワルツ第7番 Op64-2』。)

虚妄型箱舟依存症候群

>幸せなあの時を
(とすん、と、黒猫の人形の腹に突き刺したナイフは其の侭横に引いて。引き裂かれ綿が零れる其処へ羊皮紙を詰め込めば針と糸で丁寧に縫い合わし―――紙を孕んだ其の腹に優しく指先を這わせてから、首を絞めるかの様にきつく結んだ赤紐。"彼女"は目前で静かに佇んで。)

 何でもない日おめでとうリデル。
今日と云う如何でも好い日を記念して御前に贈り物を持って来たんだ、受け取ってくれるかい?――嗚呼、勿論唯の黒猫じゃあ無いさ。御前にとって嗤い猫以外の猫は好奇心の犠牲対象にしか成り得ない事を俺は識っているからね――此の黒猫はねえリデル、腹に甘い甘い糖蜜を孕んで居るんだ。君が好んだ不幸せな恋物語、題目は"竈で灼かれたヘンゼルとグレーテル"。御菓子の家と云う甘い箱庭に依存した兄妹。互いの胸を焦がした想いは燃え広がって情欲の炎となり兄妹を灼き殺した………

………、此の場合魔女は誰だったと思う。
兄を食い殺した彼女か、妹を食い殺した俺等か。

 (無口な墓石は沈黙を守り続けて居る。)

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TW3 PC(c00974他)の呟き。角砂糖一個分でも不快感を感じた方は華麗にユーターン。
(IC等の作品は『エンドブレイカー!』用のイラストとしてPLが作成を依頼したもの。
使用権はPL、著作権は絵師、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有。) ⇒text log

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